(下水道用資器材)レジンマンホール RMI工法

老朽化したマンホールがレジンマンホールへ甦る

硫化水素等で腐食・強度低下した既設マンホール内にレジンコンクリート製部材を挿入することにより、新設マンホールと同等の強度を有し、耐酸性能の高いマンホールに改修する、レジンマンホールによるマンホール更生工法です。

社会的背景

  • 下水道管渠の総延長は43万km(2010年度末時点)
  • 全国的に管路施設は老朽化が進行し陥没箇所が急増すると言われており敷設後30年経過管路が増加する
  • 国庫補助の受け易い管更生が先行しておりマンホール更生市場は今後増加する

img_rmi2 下水道長寿命化支援制度創設後(2008年)減少していない

マンホール更生市場の予測

【市場予測試算】
  • 430,000km(全国総延長)× 1.44% = 6,192km
  • 100m当りマンホール1基 ・・・ 61,920基
  • 1・2号マンホール割合:50% ・・・ 61,920基 × 50% = 30,960基
img_rmi3

RMI工法とは

本工法は、硫化水素等で腐食・強度低下した既設マンホール内にレジンコンクリート製部材を挿入することにより、新設マンホールと同等の強度を有し、耐酸性能の高いマンホールに改修します。

下水道マンホールの更生工法の現状

老朽化したマンホールの改築は、従来、マンホールの底部までを開削し、布設替工法で対応されていたが交通事情や近接する建物、地下埋設物への制約もあり、近年では非開削による更生工法が多く採用されています。

従来技術の課題、問題点

非開削による更生工法には、反転工法や成型板貼付け工法等があるが、更生マンホールの品質は、施工者の技術力に左右され、耐久性には既設マンホールの劣化状態や残存強度等も大きく影響を及ぼします。

解決手段

本技術は、自動車荷重・土圧等に対して自立強度を有する更生用レジンマンホールを既設マンホール内に挿入するため、既設マンホールの劣化状態や施工のバラツキによる影響が小さく、新設のレジンマンホールと同等の耐用年数を確保できる工法として開発しました。 img_rmi4

RMI工法の特長

自立強度を有している

既設マンホール内に挿入するレジンマンホールは、自動車荷重・土圧等に対して自立強度を有しているため、既設マンホールの劣化度合にかかわらず、新設のレジンマンホールと同等の耐用年数を期待できます。

特殊機械・技術を必要としない

特殊機械・技術を必要としないため、耐久性が施工技術に影響されることはありません。

水替え処理が不要

流速が早く、水激の大きいポンプ圧送水等の流入制限は必要であるが、敷設替え工事のように自然流下下水を迂回させる等の水替え処理を行う必要はありません。

交通規制を最小限にする事ができる

掘削は、路面から斜壁またはスラブ下部までしか行わないので、土留めを必要としない場合が多く、施工時間を短縮でき、道路の交通規制も最小限にする事ができます。

耐食性に優れている

レジンマンホールは、結合材に樹脂を使用しているため、下水道で問題になっている硫化水素が関与する硫酸に対して強い耐酸性を有しています。
施工前

施工前

施工後

施工後

施工状況

施工状況

RMI工法の性能評価

公益財団法人日本下水道新技術機構において『建設技術審査証明書』で証明されています。